商品コード:1417-006t[ETERNA] A.ウェーバージンケ(pf) / ベートーヴェン:Pf協奏曲4番Op.58
商品コード: 1417-006t
商品詳細:1959-64年、ETERNAではモノラル期最初のベートーヴェン:Pf協全曲録音が複数の演奏家の録音で出た。1・5番の2枚が12"、2・3・4番の3枚が10"。ピアノは1・2・3・5番がツェヒリン、4番だけがウェーバージンケ。そして指揮は1番がボンガルツ、2・3・4番がコンヴィチュニー、5番がザンデルリング(コンヴィチュニーと誤植)。変則的で演奏家も統一ではないが、モノラル初回録音を一堂に揃えることで、'60年代の大変活気のある東独の音楽シーンを体感できる。全て生命感溢れる快演揃い! アマデウス・ウェーバージンケ(1920-2005)はチェコ・イエグルンドルフの生まれ。ライプツィヒ大学でカール・シュトラウベにオルガンを師事。カール・マルティセンにピアノを学んだ。1946年からライプツィヒ大学で教鞭を執る。1950年第11回バッハ国際コンクールのオルガン部門でカール・リヒターと同位優勝。1953年にライプツィヒ大学の教授に就任、その後ドレスデン音楽大学の教授に就任した。東ドイツに於けるバッハの権威として活躍した。バッハを得意としたが録音はモノラルのイギリス組曲全曲と、ステレオで「インヴェンションとシンフォニア」のみ。他ベートーヴェンの協奏曲4番がコンヴィチュニー指揮で存在する。テンポはいじらず楽譜に忠実であらんとするタイプだが、これがライプツィヒ学派の特徴である。かのヴィルヘルム・バックハウス(1884-1969)もライプツィヒ出身であり、7歳で入学したライプツィヒ音楽院でアロイス・レッケンドルフに師事しており、ライプツィヒ学派の洗礼を受けていた。遊びの少ない演奏だが噛むほどに味わいの増す基本を押さえた模範となる演奏。ウェーバージンケこそライプツィヒ学派の正当な後継者である。使用ピアノは東独ライプツィヒのメーカーのブリュートナーと思われる(記載なし)。ETERNAの代表格はツェヒリンであったがウェーバージンケも後ろを支える重要なピアニストであった。4番だけをウェーバージンケに回したことはその表れだろう。P.レーゼルのような新世代が現れるまで、旧東ドイツでメインストリームにいたピアニストの一人である。良い意味でもそうでなくとも共産主義時代のピアノ世界を一手に背負った大物ピアニストたち!この演奏、派手ではないが基本をしっかり抑えて尚どんどんと聴くほどに魅力が増してゆくスルメのような演奏である。
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