商品コード:1417-038[HM] R.ルポー(va) / ブラームス:Vaソナタ1番Op.120-1, Vaソナタ2番Op.120-2
商品コード: 1417-038
商品詳細:非常に珍しいHarmonia Mundiのオリジナル録音。1964年頃モノラル/ステレオでリリースされた。ドイツ側でもリリースされたと思われるが間違いなくフランス録音と思われる。ヴィオラ奏者ロジェ・ルポーは生まれ年不明のヴィオラ奏者。世にヴィオラのソリストだけで活動できるヴィオラ奏者はいない。それだけヴィオラがソロをとれる曲がないからである。ルポーはこれまでのチッコリーニとモーツァルトのK.498で共演しており、パリ管弦楽団弦楽四重奏団(Quatuor À Cordes De L'Orchestre De Paris)のメンバーとして共演している。クラリネットのアンリ・ドリュアールとK.581やブラームスのクラリネット五重奏曲Op.115等の録音もあった。またそれ以前にLe Quatuor N.D.M.という聞いた事のない弦楽四重奏団にも所属していた。この団体は幸松肇氏の「世界の弦楽四重奏団とそのレコード」にも掲載されていないマイナーな団体でN.D.M.の意味は不明だが、メンバーは解かっている。 Michel Ganot/Robert Gendre/Roger Lepauw/Robert Bexの4人。チェロのRobert Bexはよく知られたソリストで多くの録音を出している。元々パリ国立歌劇場o.の首席チェロ奏者であった。N.D.M.弦楽四重奏団の詳細は全く不明。その団体のヴィオラ奏者であるロジェ・ルポーがソリストとしてブラームスのVaソナタを録音という快挙である。しかし母体であるN.D.M.弦楽四重奏団やパリ管弦楽団弦楽四重奏団があまり知られていないのは釈然としない。ブラーム晩年の傑作として、クラリネットでの演奏も多い、2つのソナタ。聴いてみると、ルポーのソロはまるでヴァイオリン奏者のように実に明快に旋律を刻む、はっきりとした豊かな音を出している。所謂、前に出る音である。ヴァイオリンより旋律を奏でることが不利になるヴィオラだが、ここまでくっきりとした音で演奏されたヴィオラ・ソナタは思い浮かばない。重音奏法も取り入れ、なかなか聴かせる演奏である。クラリネット演奏も良いが、ヴィオラ版ならばこの録音は是非お薦めしたい。1960年代中期以前の良い時期であり、音も腰の座った低い音が出ている。
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