商品コード:1417-042[HM] C.コワン(vc) / ベートーヴェン:Vcソナタ1番Op.5-1, Vcソナタ 2番Op.5-2
商品コード: 1417-042
商品詳細:クリストフ・コワン(1958-)はフランス・ノルマンディー地域、カルヴァドス県のカーンに生まれたチェロ奏者、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。地元でジャック・リポッシュに師事、パリ音楽院ではアンドレ・ナバラにチェロを師事し、1974年に卒業した。1976年からは奨学金を得てウィーンで学んだ。ニコラウス・アーノンクールらの影響を受けた。1978年からはスコラ・カントルム・バジリエンシスでジョルディ・サヴァールにヴィオラ・ダ・ガンバを師事した。1984年にモザイク・アンサンブルを結成、1987年にはウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのメンバーであるエーリッヒ・ヘーバルト、アンドレア・ビショフ、アニタ・ミッテラーと共に弦楽四重奏団クァルテット・モザイクを結成した。2012年のニューヨークでのコンサートの後、彼らの演奏は「古楽器と歴史的に裏付けられた演奏法を、他に類を見ない現代的な解釈の衝動とバランスよく融合させている」と評された。1991年、彼はフランス映画『世界のすべての朝』のサウンドトラックに参加した。新世代の古楽器奏者の一人。Harmonia Mundi、L'Oiseau-Lyre、Astréeなどに録音を残す。ここでは1982年R.Ossenbrunner製のA.Goffrillerのコピー楽器を使ってベートーヴェン:Vcソナタ2曲を録音。ピアノのパトリック・コーエンは1785年のアントン・ワルター製のフォルテ・ピアノを使用。バロック・チェロのコピーと1700年代製のフォルテ・ピアノによる古楽スタイルによる演奏である。ただしベートーヴェンの場合は古楽スタイルでも実際大きく変わる点は少ないようである。奇異に感じる古楽アクセントも皆無であり、フォルテ・ピアノ伴奏によるチェロ・ソナタ演奏とみて大きな誤りはない。古楽チェロ奏者として世に出ようとする奏者としてはあまりにオーソドックスな選曲である点が気にかかる。この録音以前にAstréeの1978年頃から録音があり、そこではマレ、ギボンズなどの演奏で攻めたピリオド奏法を披露していたはずである。コワンはこの録音で、あまりに極端に進みすぎるピリオド奏法への自戒の念も込めて、敢えてオーソドックスな曲をオーソドックスなスタイルで演奏し、自分の立ち位置を再確認したような録音に思えてならない。
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