商品コード:1417-044[HM] R.ピドゥー, E.ペクラール(vc) / オッフェンバック:2Vc組曲Op.54~組曲1番 ト短調, 組曲2番ホ長調
商品コード: 1417-044
商品詳細:ジャック・オッフェンバック(1819 - 1880)はドイツに生まれ、フランスで活躍(1860年に帰化)した作曲家、チェリストである。オペレッタの原型を作り、オペレッタの父と言われ、音楽と喜劇との融合を果たした作曲家である。美しいメロディーを次々と生み出すことから、ロッシーニはオッフェンバックを“シャンゼリゼのモーツァルト"と評した。オッフェンバックにはオペレッタ作曲家とは別にチェロのヴィルトゥオーゾとしての顔がある。母にチェロとヴァイオリンの手ほどきを受け、チェロでは名手の域に達する。1833年にパリに移住し、サロンにおけるリサイタルがきっかけとなって、1834年に音楽の道に入る。この時期に自分の演奏用曲目としてチェロのための一連の小品を残している。彼の作品中、純粋音楽として認められるのはこれらだけである。オペラ・コミック座付きオーケストラのチェロ奏者として働いた経験がある。1947年に書いた最初のオペレッタ「床の間」が好評を得た為、その後はオペレッタ制作が中心となったが、以前のオッフェンバックはチェロ教育用に作曲された『チェロ二重奏曲(6つの二重奏曲)』を多く作曲している。Op.19、Op.20、Op.34、Op. 49、Op.50、Op.51、Op.52、Op.53、Op.54、Op.78などが全てチェロ二重奏曲である。1セット3~12曲なので相当な数である。LP時代にこれらチェロ二重奏曲が全曲録音された記録はない。ここではOp.54(全3曲)~前半2曲を選曲して演奏している。どれも極めて技巧的で充実した作品で豊かな音楽性とチェロの限界に挑むような華麗なパッセージが特徴である。チェロのパガニーニと呼んでもおかしくないチェロ作曲家としてのオッフェンバックを知ることができる1枚。チェロ奏者ローランド・ピドゥー(1946 - 2025)はパリ生まれ。1966年までパリ音楽院でアンドレ・ナヴァラ 、ジャン・ユボー、ジョゼフ・カルヴェに師事した。彼はジャン=ピエール・ワレと共にアンサンブル・インストゥルメンタル・ド・フランスを創設し、後にアンサンブル・オーケストラル・ド・パリとなった。また、ヴィア・ノヴァ・カルテットのメンバーとして7年間活動した。彼はまたワンダラー・トリオを創設し、チェロ八重奏団レ・ヴィオロンセル・フランセの創設メンバーでもあった。1978年から1987年までフランス国立管弦楽団の首席チェリストを務め、1988年から2012年までパリ音楽院の教授を務めた。室内楽を専門とし、弦楽四重奏、弦楽三重奏、ピアノ三重奏で演奏し、ヴァイオリニストのレジス・パスキエ、ヴィオラ奏者のブルーノ・パスキエ、ピアニストのジャン=クロード・ペヌティエらと共演、録音を行った。ピドゥーはヴィルクロワ音楽院で教鞭を執った。彼は1988年から2012年までパリ音楽院の教授を務め、アルフレッド・コルトー音楽学校でも教鞭を執った。パスキエ兄弟、ジャン=クロード・ペヌティエらが室内楽を録音する際はチェロ奏者として多数参加している。もう一人のチェロ奏者、エティエンヌ・ペクラール(1946-)はフランス・ヴェリーヌ・スー・セル生まれ。パリ音楽院のアンドレ・ナバラのクラスに入学し、1967年に1位を獲得、室内楽ではジャック・フェヴリエとジョゼフ・カルヴェに師事した。ウィーン、ミュンヘン、バルセロナの国際コンクールで優勝した彼は、1977年から1990年まで、ダニエル・バレンボイム指揮下のフランス放送フィルハーモニー管弦楽団、その後パリ管弦楽団の首席チェリストを務めた。滅多に演奏されないオッフェンバックのチェロ二重奏曲の貴重な録音!
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