商品コード:1417-048[HM] M.ポルタル(cl)/ ブラームス:Clソナタ集/Clソナタ1番Op.120-1, Clソナタ2番Op.120-2
商品コード: 1417-048
商品詳細:入荷の少ないポルタルのクラリネット・ソナタ。フランスの奏者とは思えない程の渋い内省的な音色で、表情も聴衆を向いていると言うよりは、曲の内側へ内側へと向いている。実に静かな語り口。老賢者が若者に英知を語り聞かせるような印象を受ける。逆にピアノは沈みがちなクラリネットを鼓舞するが如く曲を支える。このクラリネットには禅の境地のような世界観を見た。知られざる名演!! クラリネット奏者ミシェル・ポルタル(1935-2026)はフランス・ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏のピレネー=アトランティック県バイヨンヌの生まれ。8歳からバイヨンヌの国立音楽学校でクラリネットを学んだ。地元のフォークグループや室内オーケストラによく参加していた。その後、彼はパリ国立音楽院でピエール・デルヴォーにクラリネットと指揮を師事した。1959年にはクラリネットで一等賞を受賞した。1963年、彼はジュネーブ国際音楽コンクールで優勝し、その後スイス・ジュビリー賞を受賞した。1964年3月13日彼は、ブッフェモン療養所で苦境に陥っていたバド・パウエルの医療費を支払うため、ソニー・グレイのビッグバンドで数人のアーティストと共にサル・ワグラムで演奏した。ポルタルはマルチ楽器奏者であり、クラリネット、サックス、バンドネオン、タロガトーを演奏する。彼はクラシックとジャズの両分野で名を馳せている。1971年、彼は自由即興演奏を好むヨーロッパやアメリカのミュージシャンを歓迎するミシェル・ポータル・ユニットを創設した。モーリス・ブルグは1967年にシャルル・ミュンシュによってパリ管弦楽団に招かれ、1979年まで首席オーボエ奏者を務めた。1979年、彼はパリ音楽院のオーボエ教授に任命され、1992年までその職を務め、その後ジュネーブ音楽院のオーボエ科を引き継ぎ、2011年までその職を務めた。このLPで聴く限りポルタルは穏やかで柔らかく、やや暗めの音色を持っている。やや角が丸く、明晰さという点では甘いが、雰囲気作りが上手いクラリネット奏者である。囁くような弱音でフレーズが長く、人の声のように自然な音を出す奏者である。故郷バスク地方の民族音楽への愛着が強く、民族音楽に由来する強いリズム感、土臭さを僅かに感じる音である。洗練より人肌に近い感覚のクラリネット奏者である。
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