商品コード:1410-024[ETERNA] K.ザンデルリング/ フランク:交響曲ニ短調
商品コード: 1410-024
商品詳細:クルト・ザンデルリング(1912-2011)は旧東ドイツの東プロイセンのアリスの生まれ。ザンデルリングとしているがドイツ語ではザンダーリンが一番近い。ザンデルリンクでも誤りではない。ベルリン市立歌劇場の副指揮者となり、クレンペラー、ブレッヒ、フルトヴェングラーらに指揮法学ぶ。親がユダヤ人であった彼はドイツ国籍を剥奪され、1935年におじが在住していたソビエト連邦に亡命した。同国ではムラヴィンスキーの下で指揮者の研鑽を積む。またモスクワ放送交響楽団でジョルジュ・セバスティアンのアシスタントとして研鑚を積んだ。その後、1960年に東ドイツ政府に請われて帰国し、1960–1977年ベルリン交響楽団の芸術監督、首席指揮者に就任、短期間のうちにこの歴史の浅いオーケストラを同国屈指のレベルにまで鍛え上げた。1964年から1967年まではドレスデン・シュターツカペレの首席指揮者も兼務した。ベルリンのポストを離れた後はフリーとなり各地を客演。2002年引退。これは1964年8-9月ドレスデンでの就任してすぐの初期録音。このドイツ/ロシア系指揮者のフランクはやはりドイツ系の渋さが際立つ演奏である。しかもオケがドレスデン・シュターツカペレであり、弦楽の渋さは磨きの掛かった黒光りするような輝きが匂い立つ演奏である。ザンデルリングにとっては作品の生い立ちよりもいかにドレスデン・シュターツカペレ特有の音で再現するかが最大のテーマとなっていて、仕上がりがフランス風である必要は全く感じていないようである。まるで墨汁を垂らしたようなフランク:交響曲が存在するなら、まさにこの演奏である。オケにはリズムとパンチが混在し、フランクの持つ「陰鬱」が最高の形で表れているように感じる。ある意味ドレスデン・シュターツカペレにしか描けないフランク:交響曲の姿だろう!
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