商品コード:1410-027[ETERNA] J.ヴルピウス(s) G.プレンツロウ(a) G.ウンガー(t) G.ライプ(br) / ブラームス:愛の歌Op.52, 新しい愛の歌Op.65
商品コード: 1410-027
商品詳細:ブラームスの「愛の歌」Op.52と「新しい愛の歌」Op.65は4手のピアノと混声4声部の歌唱(重唱または合唱)のためのワルツ集。重唱集と言ったらわかりやすい。ソプラノ、アルト、テノール、バス(バリトン)の4人の歌手が重唱または合唱で歌う歌曲である。歌詞は全てゲオルク・フリードリヒ・ダウマーの詩集『ポリドーラ』から選ばれ、ブラームスのウィンナ・ワルツへの憧れが窺われるかのように、全曲、シューベルト時代以来のウィーンの舞曲であるレントラーのテンポで作曲されている。全般に明るい曲調でほかの自分の作品を称賛しなかったブラームスが出版者のフリッツ・ジムロックに宛てた手紙の中で「正直なところ、印刷された自分の作品を見て微笑んだのはこれが初めてです」と記したことから、ブラームスの作品の中では、全体を通して、人生の愉悦を素直に受け入れて明るい幸福感に包まれた数少ない作品の一つとなっていることが窺える。それだけブラームスの作品には珍しいウィーン風味に徹した曲調である。「新しい愛の歌」は『愛の歌』Op.52の大きな人気を受けて1874年に作曲された。『愛の歌』と同様、第1曲から第14曲までのテキストは『ポリドーラ』から選ばれているが、15曲目のZum Schluß(結び)のみ、ゲーテの詩集『アレクシスとドーラ(ドイツ語版)』から選ばれている。『愛の歌』では、18曲中3分の2の曲が四重唱、残りの6曲のうち独唱曲が2曲に留まるのに対し、『新・愛の歌』は、15曲中7曲が四重唱、7曲が独唱、1曲が二重唱と、独唱曲がより多く含まれるのが特徴的である。ETERNAの代表的歌手4人を合唱指揮者でもあるヘルムート・コッホが指揮する。ただしオケは表には出ず、僅かなサポートに留まる。オリジナルの4手のピアノ伴奏を全面に出している。音質も良く、完成度の高いLP!V字ステレオ・レーベルは1960年代(1964~1967年)の中期のほんの数年間だけリリースされた、ETERNAにおける最初のステレオ・レーベルであり黒盤とは次元の異なる有機的でやわらかい音質がする最高ランクのステレオ・プレスである。製造に関しては不明だが、DGGが何らかの関わりを持っていたと思われる。DGGの138 *** SLPM 番号のステレオ・フラット盤の音質と共通するものがあり、当時のETERNAはステレオ技術が遅れていて、DGGから何らかの支援を受けたと思われる。しかし1969年になるとETERNAは独自のステレオ技術を確立して、すっきりとシャープな黒盤のETERNA・サウンドに舵を切った。V字ステレオと黒盤の間には技術の伝承が感じられず、大きな変革があったようである。したがってV字ステレオは同じETERNAでありながら全くコンセプトの異なるDGGとETERNAのハイブリットといえる独自のプレス技術群なのである。二度と製作出来なかった、このモノラル的雰囲気を持ったステレオであるV字ステレオ・プレスが歴史の中で極めて特異なレコード文化グループなのである!
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