商品コード:1410-053[ETERNA] R.アルドゥレスク(vc)/ ベートーヴェン:Vcソナタ全集/1番&2番Op.5, 3番Op.69, 4番&5番Op.102
商品コード: 1410-053
商品詳細:久しく入荷の無かったベートーヴェン大全集のVcソナタが入荷した。1969年、この大全集の為にE.リヒターによって録音された。Vcのラドゥ・アルドゥレスクはルーマニアのチェロ奏者。がわざわざ旧東ドイツまで出向いての録音と思われる。内省的で深みのある表情と柔らかい音色。ロストロ/リヒテルと比較しても尚、見事という他ない。超が付く秀演! 1970年の初回ベートーヴェン大全集のための録音でチェロのラドゥ・アルドゥレスク( 1922- 2006)はルーマニア・イルフォヴ県ピテアスカで生まれ。6歳の頃から祖父のドゥミトル・ディニクにチェロを学び、12歳でブカレスト音楽院に入学。1941年にルーマニア放送交響楽団と共演して独奏者としてデビューを飾り、1950年から1964年までブカレスト・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとして活動した。また、その間にピアノ奏者のヴァレンティン・ゲオルギューとヴァイオリン奏者のシュテファン・ゲオルギューとで三重奏団を結成して室内楽の演奏活動も行っていた。ガスパール・カサドの薫陶も受けている。アッカルドともトリオを組んだ。1969年にイタリアに移住し、1972年からサルヴァトーレ・アッカルドやルイジ・ビアンキらとローマ弦楽三重奏団を結成した。また、ソリストとして世界各国を演奏してまわる一方で教育者としても後進の指導にあたり、パリ音楽院やバーゼル音楽院などでマスター・クラスを開講した。ルーマニア政府から名誉芸術家の称号を授与された。何故ETERNAの録音にルーマニアのアルドゥレスクが抜擢されたのか疑問は残るが、仕上がりは素晴らしいものとなった。ETERNAにはこれが最初の録音となる翌年にはヒンデミット/ショスタコーヴィチのVcソナタ集をやはりA.グットマン(pf)と録音している。ETERNA録音はこの2点で全てと思われ、2人の録音の大半はルーマニアのレーベルであるElectrecordである。ピアノのアルベルト・グットマン(1937-2007)はやはりルーマニア生まれの男性ピアニストでローラ・ボベスクとの共演も多いが専らアルドゥレスクの相棒を長年務めた。当録音では落ち着いた中にもしみじみと語るようなアルドゥレスクのソロがなにより素晴らしい。憂いを秘めた音で抑え気味に淡々と語るチェロは絶品。アルドゥレスクを選んだ理由は聴けば理解されるだろう。当時のETERNAには同格のチェロ奏者は見当たらない!
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