商品コード:1409-064[LYRINX] フォーレ・トリオ/ ドヴォルザーク:Pf三重奏曲4番Op.90「ドゥムキー」, スーク:Pf三重奏曲Op.2
商品コード: 1409-064
商品詳細:1981年パリで録音されたスラブ系Pfトリオ作品2曲。フォーレ・トリオ、厳密にはガブルエル・フォーレ・ピアノ・トリオはフォーレ生誕記念年である1974年に、ウラディーミル・ヤンケレヴィッチの後援のもと結成された。メンバー3人はいずれもパリ国立高等音楽院の学生であり、後に全員がマルセイユ国立地方音楽院の教師となった。ピアノ:レア・ルーセル、Vn:アンドレーヌ・ドマスク・プリヴァ、Vc:ジュヌヴィエーヴ・テュリエールの3人で全員が女性奏者である。イタリアにもTrio Fauréなる団体が存在するが別団体である。今のところLyrinxレーベルに2枚が確認されるだけである。もう1枚は1988年発売のCDで内容はフォーレのPfトリオ他である。Lyrinxは1976年にフランス・マルセイユで発足したクラシック専門のマイナーレーベル。個性的なタイトルで独創性を保つレーベルである。3人のフランス人女性奏者たちによる演奏なのでスラヴ色は全く感じられない。1980年代になるとレコードの世界ではいわゆる国境は希薄となり、民族的アイデンティティは以前程重視されなくなった。したがってスラブ系作品だからといって、スラブ色が必要なわけではない。ドヴォルザークらしさは感じず、ドヴォルザークが書いた作品が彼女たち的に演奏されたという事実だけが残る。一言でいえばいわゆるフレンチスタイルによるドヴォルザーク及びスーク作品である。これらもまたある意味個性的な演奏であり、Lyrinxレーベルの狙いもそこにあるのだろう。フランスの団体がフランス作品を演奏してもそれは当たり前であり面白味がない。それまで多くなかったフレンチスタイルによるスラヴ作品の方が興味を持ってもらえる時代となったのだろう。フランス人だけでなく世界の聴衆がそう考えるようになったということである。これはその他流試合の妙味が存分に味わえる1枚である。特に女性だけの団体という点でもエポック・メイキングである。スラヴ色の欠片もないスラヴ作品が面白いのである!
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