商品コード:1411-023n[ELECTRECORD] V.コジキアン(vn)/A.グツ(vc)/ エネスク:Vnソナタ第2番Op.6, Vcソナタ第2番Op.26-2
商品コード: 1411-023n
商品詳細:このLPは1980年頃発売されたルーマニアELECTRECORDが自国の作曲家であるジョルジェ・エネスク(1881- 1955)の2つのソナタを自国の演奏家で録音したもの。A面のヴァイオリン・ソナタ2番は1899年のパリでの作品。初演は1900年2月22日パリにて、ヴァイオリンのジャック・ティボーと作曲者自身をピアノに迎えての、コンセール・コロンヌ・シリーズの一環としたコンサートにて行われた。楽譜はジャック・ティボーに献呈されている。ジョルジュ・エネスク自身も1943 年ディヌ・リパッティのピアノでELECTRECORDに10"(ECD 61)で録音している。また2回目の録音を1951年セリーニー・シャイリー=リシェ(ピアノ)とレミントン・R 149-42に入れている。ELECTRECORDではその後録音はなく、1970年代後期になってルーマニアのヴァイオリン奏者であるヴァルジャン・コジキアンとピアノの名手ヴァレンティン・ゲオルギウと2回目の録音を行った。コジキアンはアルメニア系コミュニティ出身の奏者と思われる。ブカレスト音楽院卒と思われる。ルーマニア国内で継続的に活動した奏者で国際的には無名。ピアノのゲオルギウはルーマニアを代表する名手である。エネスクの自作自演と比較しても意味がない。コジキアンはビブラートが深めで中音域が豊かな美音を持つ奏者。民族色より美しい音で勝負する職人的名手である。B面のチェロ・ソナタ2番は1935年の作。 チェロ・ソナタ第1番(1898年)から数十年を経て作曲されたこの作品は、より洗練された響きと、深い音楽的な対話を持つ。 ルーマニアの民族音楽の色彩を帯びつつ、独自の高雅で繊細な表現が際立つ。ルーマニアでは1960年頃イオン・フォティノのチェロ、マリア・フォティノのピアノで初めて録音された。これはやはりルーマニアでの2度目の録音である。ここでチェロはアレクサンドラ・グツ(Alexandra Guțu)という女性チェロ奏者。グツはルーマニア・ティミショアラの生まれ。経歴は不明でルーマニア系チェリストらしく中低音が豊かで芯がある音を出す。国際的には無名だが、この録音では過不足ない演奏である。録音の少ないジョルジェ・エネスクの2つのソナタ録音として、ヴァイオリン好き、チェロ好きには珍しい1枚!
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