商品コード:1411-054[BASF] J.デムス(hf) / シューベルト:フォルテ・ピアノ作品集/楽興の時D.780, 即興曲集D.899, D.935, D.946
商品コード: 1411-054
商品詳細:イェルク・デムス(1928- 2019)は オーストリア・ザンクト・ペルテン生まれのピアニスト。デームスと表記されることもあるが弊社ではデムスで統一する。日本ではパウル・バドゥラ=スコダとフリードリヒ・グルダとともに「ウィーン三羽烏」と呼ばれる。デムスの芸歴は長く長期に渡り、時代ごとに特徴を持つ。1950年頃から米国Remington、Westminsterと録音を重ね、1957年からDGG、1961年から米Music Guild Records、1962年からHarmonia Mundiと移籍していった。デムスが初めてフォルテ・ピアノ(ハンマー・フリューゲル)で録音するようになったのはこのHarmonia Mundi時代からである。その後1969年にはAmadeo、1974年に Intercord、1975年からEurodisc---と変遷して、1970年代からは複数のレーベルへの録音となる。また使用楽器はレーベルごとに分かれ、基本的に一つのレーベル内ではモダン・ピアノかフォルテ・ピアノははっきりと分かれている。フォルテ・ピアノは基本Harmonia Mundiレーベルだけである。BASFはHarmonia Mundiのグループで同じ音源がHarmonia MundとBASFの両方から出ることが多い。このシューベルト:Pf作品集も両方から発売されている。1962年の時点でメジャーでの継続的な録音としてフォルテ・ピアノを常用したピアニストはデムスが最初だったと思われる。これは1974年頃の録音で初めてフォルテ・ピアノ演奏を発売してから10年以上が経過した録音なので演奏も練り上げられたものとなっていて、1960年代に感じた奇異な印象はこの録音にはほとんど感じない。フォルテ・ピアノが効果を上げる曲、上げない曲かははっきりしており、デムスは不向きな曲まで録音はしていない。あくまで試演を重ね効果を上げる曲だけを選んで録音している。このようにフォルテ・ピアノ演奏はレーベルを分け、聴く側の選別、理解が得やすい形となっている、1970年代中期からの Intercord、Eurodiscではまたモダン・ピアノに戻っており、いわば二刃流のようなスタイルをとっていたことになる。シューベルトのこれらの曲はフォルテ・ピアノの音とよくマッチし、奏法も良く練られた見事な演奏である。
J.デムスの在庫一覧へ









